自発的に意識混濁

意識を失ってしまいたい。

今感じていることをすべて夢にしたい。

死にたい では なく、今、何も感じないほど酩酊したい

ドロドロになってしまいたい

明日になれば、ちゃんと動くし、ちゃんと働くし、郵便の不在通知もちゃんと確認するから

 

私の意識を、このどうでもいい無意味な高揚から切り離したい

感情とは無関係の高揚から遮断したい

 

嬉しくなく、哀しくなく、怒りもなく、楽しくなく 

いまこの夜、この一晩を、越えるためだけのため、

私の名前を消してしまいたい

 

これといった理由もなく、希死ばかりがよぎるので

今夜はそれを、忘れさせてほしい

 

明日になれば

太陽が

雨でも曇っても見えなくても、地球は回る

太陽ある限り、生きなくてはならない

この国あるかぎり、生きなくてはならない

生きなくてはならない

これは、私の願望ではなく義務なのだ

 

義務として、今は生きなくてはならない

 

生きたいとか死にたいとかもう左脳から発信される言葉は消えてしまい、

今の感覚だけが、尿道につまった結石よろしく、粘膜を削り取るのだ

 

結石を薬で溶かしましょう

アルコールは役に立たず

恋人は、最近異様に早口になっている

 

スピードが早い

 

体の中のスピードは、止まるどころか、もう死んでいる

 

いつも、この場で自殺するかもしれないと、思いながら生活している

 

文字を綴るのはなんて楽しいことだろう

 

いつもこの場で、職場で、トイレで、電器屋で、ラーメン屋で、コンビニで、早口の恋人の目の前で、実家の2階で、この部屋で

 

とか考えてる時点で

私はしっかり元気に生きている

 

食欲が、すこしずつ戻ってきた

一日におにぎり一個と、そうめん半束(戻すことも)

だが、それでも、食べてもあまり、不快感がなくなってきた

 

今夜は、一人の部屋で一人でいるので

今だけ自分のことだけ考えさせて欲しい

君やあなたが大事だ

私が、死にたい消えたい、そしてそれを実行すれば、大切な君やあなたを裏切り傷つけ、苦痛を与える

 

それが、クソほどいやだ。

愛されているのを知っている

愛してくれている人を傷つけるのが嫌で嫌で仕方ない

わたしは、自分が愛し、自分を愛している人が悲しいとか苦しいとかが、嫌すぎて、辛すぎて、それがため、精神安定剤を必要としている。

 

異常なほど、死にたい消えたい願望と、他人との愛情の板挟みになる

 

 

波のように押し引きする希死念慮が、なんとか、今夜は「生き延び」の決裁をした

 

 

 

ビールのおかげかもしれない

若干、尿道結石溶けてるかも。

 

今夜に限って