時間がぐらぐらする

外に出たいのに、出たくない。

恋人が、私の状態を気にして外に連れ出そうとしてくれる。

有難いのだけれど、外に出たからと言って気晴らしになると決まったわけではない。

逆に、落ち着かなくなって、不安定になる可能性もある。

環境を変えても、自分自身が変わらなければ、あまり意味はない。

 

けれど、心遣いは嬉しい。

 

とりあえず、食い扶持が見つかるまでは、人間として生きていく最低限の準備をしておかなくてはならない。

 

小説を書き、デビューするという当面の目標を立てたので、次は動き出すべきだ。

 

食い扶持探し以外では、小説に全力を注ぎこもうと思う。

 

と言っても、初心者なので、闇雲に書きまくるだけでいいかはよく分からない。

これに関しては、ひとつだけ、小説講座を受講する予定だ。

本とネットで情報を集めてみたが、費用が良心的かつ内容が厳しく、取り組む価値の高い講座と感じた。

愚直に取り組むしかないのである。

 

しかし、頭の中がごちゃごちゃする。

ここ最近、自分自身を卑下することしかしていない。

誇れることがないので、仕方がないのだよ。

 

前職を逃げて辞めたことをかなり引きずっている。最低な辞め方をした。

職場環境も、あまり良くなかったけど。

胃がキリキリして、毎日死にそうな気分だった。

言い訳にはならないな。

 

小説と、今度の食い扶持については、ちょっとやそっとでは逃げ出せない。

 

 

さて、講座に受講の申し込みをした。

 

数日間、この申し込みをためらっていた。なんのことはない、新しいことを始めるのが怖かっただけだ。

そして、講座に申し込んだことで、妙にテンションだけ上がって、やる気が失せるんじゃないかと危惧したからだ。

 

あまり、余計なことは考えない方がいいのかもしれない。

 

愚直になるしかない。

 

やるならば、全力でやるしかない。

 

私が失敗したとしても、誰にも迷惑はかからないのだ。

生きる道を誰かが作ってくれるわけでもない。

結局は、自分自身で決心して、生きるしかない。

私が決めたことを実行できるの人間は、私しかいない。私は私の人生に問われているのかもしれない。どう生きていきたいのか、何をしたいのか、どうなりたいのか、どうなれば生きるのが楽しくなるのか。

 

一歩ずついくしかない。

 

今日は、殺虫剤と芳香剤を買おう。

洗濯と掃除もしよう。

希望なんか、全く持てないが、死ぬわけにはいかないし、自分の大切な人を失望させたくもない。

少し眠るべきだろう。

 

本当に、気持ちが暗い。

自分のような酷い人間が、人並の幸福や平穏を求めることが恥ずかしく、虚しく、馬鹿なことに思える。

だから、幸福や平穏は求めない。

 

こうして、つらつらと、胸の内をずっと書き連ねていける場所があることに、救われている。

さっきから、ずっと書き続けている。

頭の中が混乱して苦しい。どうせなら頭の中を全部書き出していた方が楽に思える。誰が読むわけでもないので、自由に。

 

ああ、私は、自分の母に感謝している。

母は私を育ててくれた。

しかし、今は、母の価値観に縛られて、生きることに希望を持てないでいる。

母を恨む気持ちは全くない。

これは、自分の問題だ。

母のせいではない。

生まれ持った、自分の流されやすく影響されやすい、八方美人な性格のせいだ。

私は、ある意味で、今やっと、親から自立する時を迎えているのかもしれない。

これからは、社会に反しない限りは、親にどう思われるかを考えないで、進み続けなければならない。

 

私を親として褒めてくれる人はいないし、叱ってくれる人もいない。

従って、全てが自分の責任になる。

物理的にも精神的にも、自立する。

私はどう生きてもいいのだ。

親から見て、いい子である必要はなく、親の満足する生き方を探す必要はない。

迷惑をかけるつもりはないし、親が困ったら助けたい。

 

私は、親がダメだと言うことをせず、生きてきた。

 

今からは、する。

迷惑をかけない限りは、自分で選んだ道を行く。

そうしないと、気が狂うだろうから。

生きていくしかない。

 

必要にやるしかない。 

 

躁状態に陥っているのか、眠気がこない。

 

あまり後ろ向きで卑屈になりすぎると、世の中全てに否定的になり、他人がみんな敵に見えてくる。

私は、仮想敵に見つからないようにして生きてきた。

 

これからは、もう、仮想敵を相手にしないことにした。

不機嫌そうな奴がいたら、気にしてしまい、病むほどくるしんだが、考えてみれば、なぜ私が、親しくもない奴の気まぐれに振り回されなければならないのか。

今後も多少は、そういったことで苦しむだろうが、前とは違う。

不機嫌そうな奴は、優しく無視する。

ニコニコしながら切り捨てる。

バッサリと無視する。

いてもいなくてもどっちでもいいのだ。

 

たくさん文句を言う奴に怯えるのも、もう嫌だ。仲間はずれにされたり、陰口を言われたくなくて迎合していたが、もう嫌だ。

近づきたくない。

顔もみたくない。

愚痴や文句ばかり聞くのは嫌だ。

ニコニコしながら、働いてやる。

仲間はずれになってもいいし、孤立してもいい。

笑顔で、仕事してやる。

私は、奴隷ではない。

ネガティヴな空気を作って、他人もそれに従わせようとしてくる奴とは、必要以上に絡まない。

 

全部、スルー出来ない自分が悪いのだ。

私には、目標があり、今はそれを達成するために生きている。

他のことにも、手抜きはしないが、人間関係に関しては、これまでとは考えを改めないと、潰れてしまう。

 

仕事の仲間は、仕事だけの仲間。

仲良くなれたらラッキーだけど、気にしすぎたりはしない。

他にもっと大切にすべき人が私にはたくさんいる。

 

目の前の仕事に、全力で取り組むだけ。

誰がなんと言おうと、知らん。

辛い時は号泣してやる。

まあ、節度を持って。

 

ああ。

辛いな、今は、辛い。