ざれごとざんまい

だいじなものに、クソみたいな嘘をつけ

私を構成するありとあらゆるだいじなものを、ぐちゃぐちゃになるまで殴りつけ、もう言葉も話せなくなるまで、そうして、嫌になろう

 

後ろ向きなんかじゃないよ、ここに、いたくない

こんな気分でここにいたくないの

私はいらない

宇宙が飛んでいくね

どこまでも飛んでいくね

 

倫理を裏切り、なんとも言えない蒸し暑さの中を歩く

これ程のことも、もう、叶わないようになってしまった。

 

ほんの少しでいいので、材料が欲しい

ほんの少しだ。

嘘をつけ

私のだいじなものは、もうないからだ。

 

泣きたくなったら、どうしたら、よいんだろうか