まあまあ

蜷川実花さんの映画がつらい

と喚きまくったけど、大してダメージくらったわけでなし。観なければいいじゃないの。嫌いなことより好きで自分を語れよって迷作漫画でも書いてあるそうだし。

イライラすると攻撃的になってダメすね。

なぜ嫌いかを考えるのは、いい側面も悪い側面もある。

 

話が変わる。

作品と作者の人間性について分けて考えるべきだって意見みかける。

作品に作者の人間性が反映されていないなんてことはなくない?反映しないなら何のために表現なんかやってるのだろう。お金のためだけ?

薬物で逮捕された歌手の作品回収は、毎回どう判断すべきか難しい。作品は作者の表現物で別に違法性はない。他方殺人を犯して刑務所内で本を書いて出版する人もいる。この出版にも違法性はない。

しかしあまり堂々と表に出されたら、その人の精神構造に図太さを感じて驚いたり非常に不気味なイメージを持ってしまう。血も涙もないんじゃないの?と。もちろん内容に寄るだろうが、読む予定がないとしたらなおさら「え、本出すとか何様?自己顕示欲?怖い。キモい」と感じる可能性もある。

倫理観と感情論のさじ加減。

ちなみに私が好きなアメリカのギタリストも元薬物中毒者だ。

ロバートダウニーJr.も薬物で問題を起こしまくった。

問題のない人間はいない。

作品と人間性を全く切り離すのは乱暴な言い方だし、作品が良いから作者や演者も素晴らしい人間性の持ち主というのは更に根拠のない話。

そんなことは遠い世界のことのようでいてしかし、似たような話は実はよく転がっている。

 

しかし、何にしろ。

私にはより良い人間になれるよう努力していく姿勢が必要だ。

そして何がより良いかは、自分のだらしなさと戦って知っていくしかなさそうだ。