金と躁鬱と私
瀬戸際という言葉がうかぶ
毎晩毎晩、消えたい
切った跡がうすくなったので、半袖で仕事にいく
食い扶持を得て、1ヶ月過ぎ
恋人からまたお金の話
このパターンは、私がぶっ倒れるやつだ
1日働いて、夜も働いているが、半月働いていなかったツケが、また来た
必死な時に、お金の話
解決策が思いつかない
仕事覚えるのは遅く、頭が働かない
前よりはマシになったのは、薬が効いたのか
しかし本当に集中力がない
頭がガンガンする、目が痛い、立ち上がれないほど疲れる
眠ると回復
全く経験のない業種で、やったことのない営業の職種
仕事はキツい
時給はいいが、キツい
泣きながらもやる
悔し泣きだ
幸か不幸か、仕事自体の大変さがデカすぎて、いつものように、人間関係に悩む暇がない
必死
お客様のために
新人だから、周りに迷惑をかける、失敗して当然と言われながらも、ミスはしてはならない
ミスが起きないよう、対策を立てる
今まで考えもしなかったことを学ぶ
当然、会社には新人を教育する義務があり、新人をほったらかしにすれば、金を棄てているのと同じ
私は、契約を取れる営業に成長しなければならず、お客様に喜んでいただける商品を提供しなければならず、会社の目標をクリアせねばならず、
とにかく、やるしかないのである
3ヶ月で、一通り覚えろと言われた
自分の能力を多く見積もっても、無理である
私は非力だ
だからこそ、食べて飲んで動いて覚えて、泣こうがなんだろうが、お客様の前では、にこやかに元気でいたいのだ
今のところ、元気とやる気しか武器がないので、あとは努力する
お金の話に戻る
半月働いていなかったツケがくるのが、正に今だ
仕事はとても辛い時期に入る
ガンガン注意を受け、ベッコリ凹む日々である
加えて、今月支給の給料が半月分に満たないため、経済的苦境は甚だしい状態
そして恋人のお金の話
どうやら一生薬が必要らしい私の脳のため、定期的な通院は必至
薬をやめると多分自殺するだろう
症状が悪化しているのは自覚している
生きていく お金がかかる
病院さえ行かなくて済めば、まだなんとかなるんだが、と言ったところで仕方ない
治る病気ではないのだから
軽躁と鬱さえ止まれば、なんとか生きていける
ノーコンの感情は、扱いが難しいが、今の私には夢も希望もないのだ
ただ生きていけるうちは、生きていようとしているだけだ
素敵なものなど何もいらない
3日眠らず働き1ヶ月眠り続けるような症状や、1日の中で泣いたり笑ったりする症状が、収まればそれでいいのだ
そのために、一生、病院へ通う
薬を1日2回必ず飲む
お金がかかる
お金がかかる
月末まで、持ちこたえて、給料日には督促を綺麗に返し、生きて、9月を越えたい
通院なんかしたくない
薬なんか面倒くさい
長い鬱が明けると、短い小康状態に入る
ここで薬をやめる人が多いと聞く
私もそうだった
感情や脳が正常に働き、客観性が戻る
そして躁を再発、からの鬱、からの、混合状態になる
薬をやめると、再発するまでの期間は短くなり、症状も悪化する、らしい
お金の心配は、とりあえず、やめた
生きるためだけに、生きている
くたばるなら仕事中がいいなあなどと、ナルシスティックな妄想をする