書き終わったら、
洗濯機が止まった。洗濯が終わったからだ。
天気が不安定だから、コインランドリーに行こう。
ああ、恋人に、電話をしなくては。ただの業務連絡だ。
さっき、お腹がすいて、スパゲティを茹でて食べた。
栄養が偏ってるのはわかっている。
生きる気力については、もう考えたくない。
書くことは何もないし、書きたいことも何もない。テーマもストーリーもない。
話をするのが、死ぬほど面倒臭い。
しかし、こうして何かどうでもいいことを書いていると楽になる。
感情の、ゴミ箱がある。
ウジ虫がわいたタッパーを捨てる。
希望が全く湧かない。
今日はどこにも行きたくない。
だが、夜には、恋人の仕事の手伝いで出掛けなければならない。
これは、仕方がない。私しか手伝いが出来ないのだ。
不思議だ。
彼と付き合う前から、彼とずっと一緒にいるのが当たり前に決まっていたような気分だ。
しかし、それをたらたら書く元気もない。
私に必要なのは、金だ。
社会的地位は諦めている、欲しくない。
本当に、何もする気にならない。
多分、少し眠る必要があるんだろう。
病院に行って、気休めを処方してもらうべきだろうか。
お金ばかり掛かってキリがない。
頭がおかしくなりそうだ。
今日は、まだ何もしていない。
無気力なまま、スマートフォンからブログに文字をつらつら打ち込みまくるだけ。
こうしていたら、楽だからだ。
掃除を、すべきだろうか?
眠るべき?
ああ、電話だ、電話しなくちゃ。
かけてみたが、出なかった。
彼はだいたいいつも、一度で出ない。
いつも、少しだけ、イラつくのだ。
掛け直してはくれるが、イラつく。
自己愛はあるが、自尊心が低い状態なのか、自分のことを丁寧に扱えない。
と、言うよりも。
対他人という観点から自分の行動を決定するのが嫌すぎる。
自分の中に他人目線を作り出すのが反吐が出るほど嫌なのだ。
クソが。
と、自分に言う。
今まで生きてきた中で、今の自分が一番クソだが、今の自分が、一番自分らしい。
さあ寝よう。
ウジ虫がたくさんわいた。